今日はなにをよもうかな?

学校で読んだ本、準備中の本、家で読んだ本などなど

※出版社の後ろの数字は普通に(本を自分の方に向けて)読んだ時間です。
 こどもたちに向けての読み聞かせでは、表記より時間がかかります。

天人にょうぼう

 谷真介・作、赤坂三好・絵/佼成出版社/6m20s

●ものがたり

若い木こりがはごろもを見つけ持ち帰ります。はごろもは天から降りてきた天女のものでした。はごろものことを隠したまま、木こりは天女と暮らしはじめます。
ある日…。

●かんそう

天女のはごろものお話です。7月7日七夕の日に読みました。
『天人にょうぼう』の本はいろいろな人が書いていますが、赤坂さんのあざやかな版画が天と地のお話を彩ります。

天人にょうぼう (行事むかしむかし)

天人にょうぼう (行事むかしむかし)

 

 

ミリーのすてきなぼうし

 きたむらさとし・作、絵/BL出版/7m20s

●ものがたり

ミリーは帽子屋さんのウィンドウにすてきな帽子を見つけ、帽子を買うためにお店に入ります。でも、お財布の中には…。

そこで、帽子屋さんはお店の奥から特別に“すばらしい帽子”を出してくれます。

●かんそう

帽子をかぶったミリー、すれ違う人々のコロコロ変わる帽子がきれいなこと。
帽子かぶって返ってきた娘を迎える両親の対応も好きです。

ミリーのすてきなぼうし

ミリーのすてきなぼうし

 

 

四角いクラゲの子

 今江祥智・作、石井聖岳・絵/文研出版/8m30s

●ものがたり

広い海でクラゲの子がたくさん生まれました。その中に四角いクラゲの子がいました。
みんなと違うのでクラゲの子たちにいじめられます。クラゲの子は、仲間を探して海を行きますが、イカもタコも仲間でないといいます…。

●かんそう

広い広い海を懸命に四角いクラゲが進む姿が頼もしい。イカもタコも海の仲間たちが生き生きと描かれています。

四角いクラゲの子 (えほんのもり)

四角いクラゲの子 (えほんのもり)

 

 

へっぽこまじょニコとニキ キャンプでおおさわぎのまき

 あいはらひろゆき・作、あだちなみ・絵/小学館/7m50s

●ものがたり

ニコとニキは、フランボワーズまじょ学校で魔法を勉強中。学校には、仲の悪い同級生と怖い先生もいます。
ある勉強の成果を発表するキャンプで、いじわる同級生と同じグループになってしまって…。

●かんそう

『くまのがっこう』などでおなじみの作者の本です。
へっぽこまじょですから、なかなか魔法もうまく使えない…そんな中でもニコとニキががんばって学校生活を送っています。

へっぽこまじょこ ニコとニキ キャンプでおおさわぎのまき (創作児童読物)

へっぽこまじょこ ニコとニキ キャンプでおおさわぎのまき (創作児童読物)

 

 

ちきゅうのうえで−いのちのたびのおはなし

 沢田としき・作、絵/教育画劇/5m55s

●ものがたり

地球の海に小さな命が生まれたところから、生き物たちの旅が始まります。
小さな生き物が長い長い時間をかけて、形を変えて、数を増やしていく旅です。

●かんそう

魚類、両生類、爬虫類、恐竜、哺乳類、そして人類、長い旅を短い言葉と板絵のような絵で表現しています。
こんなことがあったんだよと小さな子たちにお話する、ちょっと興味を持ってもらうのにちょうどいい本です。

ちきゅうのうえで―いのちのたびのおはなし

ちきゅうのうえで―いのちのたびのおはなし